ガーゼマスクはウイルスの侵入を防ぐにはガーゼの目が大きいため、あまり効果がありません。不織布で作られたサージカルマスクを使いましょう。
ただ、ある程度はマスクが妨げてくれますが、不織布のマスクでも完全に飛沫を吸い込まないように出来るわけではありません。
そのため、マスクをしていても咳やくしゃみをしている人にはなるべく近づかないようにしましょう。 飛沫はだいたい1〜2m飛ぶのでそれ以上近づかないのがいいですね。
また可能な限り人混みなどにはなるべく近づかないようにしましょう。

インフルエンザウイルスは唾液の飛沫や空気中の水蒸気に付着することで飛び回ります。 インフルエンザの場合大部分はこの飛沫が口に入ることで感染するといわれているので、飛沫が口に入らないようにマスクをすることはとても理にかなっています。

1） くしゃみなどで発生する飛沫による感染、空気感染の予防
2） 口、気道内部を湿らせてウイルスの増殖を抑える
3） 自分の手で鼻や口を触らないので、鼻や口の粘膜にウイルスが付着することを防ぐ

また、インフルエンザ流行期に子供にマスクを装着させることで、インフルエンザ発症率が1/5に低下することが報告されています。

マスクは顔とマスクの間に隙間ができないようにし、鼻からアゴまでしっかりと覆うように付けます。 特に子供や幼児は小さいためサイズの合うものがなかなか見つからない場合があります。
しかし、サイズがあわないものを使っていると、せっかくマスクをしていても効果がなくなってしまいます。 必ず耳のひもやゴムをしばって調整したり、小さめサイズのマスクを使うなどして対応してください。
　 → 幼児・子供用マスク（12.0cm×7.0cm）はこちら
　 → 子供用・女性用マスク（14.5cm×9.0cm）はこちら

必ずまず手を洗って、その手で外しましょう。 マスクの表面は細菌やウイルスが付いている可能性があるので、触らないように注意して外してください。
外したマスクは表面に触らないように気を付けてビニール袋などに入れ、ビニール袋の口を結んで捨てます。
マスクは必ず使い捨てにし、1日1回は取り替えないとマスクに付いた細菌が繁殖し不衛生になります。